BTSのメキシコ公演が3日間で約1557億ウォンの経済効果を記録しました。韓国国内でも彼らの影響で観光収支が11年4か月ぶりに黒字へ転換し、外国人客1人あたりの平均消費額が350万ウォンを超えるなど驚異的な数字が出ています。
■ メキシコ公演がもたらした莫大な経済波及効果
BTSが先週末、メキシコシティで3日間にわたり開催したワールドツアー『Arirang in Mexico City』が、現地の経済に巨大な影響を与えました。全3回の公演には計15万人の観客が詰めかけましたが、チケットの争奪戦は凄まじく、100万人以上が予約を試みたといいます。
メキシコシティ商工会議所の推計によると、今回の公演による経済効果は約1億750万ドル、韓国ウォンにして約1557億ウォンに達しました。内訳を見ると、宿泊による経済効果が約246億ウォン、飲食やサービス消費が約32億ウォンとなっており、これに航空券や交通、ショッピング、周辺地域での消費が含まれています。現地当局は公演のために特別バス路線を運行し、一部の道路が封鎖されるなど、まさに都市全体がBTS中心に動く異例の事態となりました。
■ 韓国の観光収支が11年4か月ぶりに黒字へ
BTSの影響力は韓国国内の経済指標にも明確に現れています。韓国銀行が発表したデータによると、今年3月の旅行収支は1億4000万ドルの黒字を記録しました。これは2014年11月以来、実に11年4か月ぶりの黒字転換です。
特に純粋な観光のみを対象とした観光収支は、2億6380万ドルの黒字となりました。3月に韓国を訪れた外国人観光客は前年比26.7%増の204万5000人を記録。一方で韓国人の海外旅行による支出は微増にとどまったため、国内に流入する外貨が大幅に上回る結果となりました。
■ 「ファンシューマー」が変える新しい観光の形
現在の韓国観光産業において、BTSの公演は単なるコンサートではなく、高い付加価値を持つ観光商品として機能しています。文化体育観光部(日本の文部科学省に相当する行政機関)と韓国観光公社の調査では、3月にソウルの光化門(クァンファムン)で行われた公演を訪れた外国人客は平均8.7日間滞在し、1人あたり平均353万ウォンを消費したことが分かりました。
ファンたちは公演を観るだけでなく、龍山(ヨンサン)にある所属事務所の周辺や、明洞(ミョンドン)、東大門デザインプラザ(DDP)、国立現代美術館などを巡り、ショッピングやグルメを楽しんでいます。4月の高陽(コヤン)公演の際にも、会場周辺の外国人訪問者数は35倍、カード消費額は38倍にまで跳ね上がりました。
このように、ファンでありながら強力な消費者でもある「ファンシューマー」の存在が、地域経済を活性化させています。韓国政府は6月のBTS釜山(プサン)公演に合わせ、6月1日から15日までを大規模な「歓迎週間」に指定し、この流れをさらに加速させる方針です。
📚 Buzzちゃんの豆知識
■ 팬카페(ペンカペ)文化
「ファン」と「カフェ」を合わせた言葉で、主にポータルサイト「Daum」などで運営される公式・非公式のファンコミュニティを指します。韓国では事務所が運営する公式ペンカペを通じて、公演の先行予約や公式イベントの案内が行われるため、ファン活動において非常に重要な役割を持っています。
■ Big4事務所
韓国のエンターテインメント業界を牽引する4つの大手事務所、HYBE、SM、JYP、YGを指します。BTSが所属するHYBEは、中小事務所からスタートして世界的な成功を収め、現在の巨大な市場構造を作り上げた立役者として知られています。
一人のアーティストが国の経済指標まで変えてしまうなんて、やっぱりBTSの影響力は次元が違いますね。私は財閥ドロドロ系のドラマが好きですが、現実にこれだけの富を動かす彼らこそ、まさに現代の「財閥」以上の存在かもしれません!皆さんは韓国へ行くなら、ライブ重視で弾丸ツアー派ですか?それとも聖地巡りも兼ねてゆっくり長期滞在したい派ですか?





コメント