働くすべての人にエールを!ミュージカル 6時退勤 に元Cherry Bulletのキム・ボラが合流。オフィスで奏でる夢のメロディに注目

日々の仕事に追われながらも、「本当の自分」や「昔の夢」を胸に秘めて頑張る大人たち。そんな私たちの背中を優しく押してくれるような、温かいミュージカルが韓国で再び幕を開けます。

俳優として、そしてアーティストとしてマルチな才能を発揮しているキム・ボラ(김보라)が、人気創作ミュージカル『6時退勤(6시 퇴근)』の2026年シーズンにキャスティングされたという嬉しいニュースが飛び込んできました。

今回は、韓国の会社員たちのリアルな姿を描き、絶大な共感を得ている本作の見どころと、新キャストとして合流するキム・ボラの魅力について、韓国文化の豆知識を交えながら詳しくお届けします。

■ 疲れた心に響く「K-オフィス」の物語。ミュージカル『6時退勤』とは?

ミュージカル『6時退勤』は、韓国の製菓会社「アフタヌーン(애프터눈)」の広報第2チームを舞台にした物語です。

物語の核となるのは、消えゆく自社ブランド「秋月パン(カウルダルパン)」を再起させるための奇想天外なプロジェクト。なんと、広報チームの社員たちが自ら「会社員バンド」を結成し、自分たちでブランドを宣伝していくことになります。

この作品が韓国で長く愛されている理由は、単なるサクセスストーリーではない点にあります。劇中では、以下のような韓国社会が直面している切実な問題が、登場人物たちのセリフや歌詞の中に散りばめられています。

・青年失業(若者の就職難)
・雇用不安(リストラへの恐怖)
・非正規職問題(待遇の格差)

韓国は日本以上に学歴社会であり、就職競争が非常に激しいことで知られています。一度入社しても、「定時退勤(韓国語で『 칼퇴근/カルテグン』=ナイフのようにスパッと定時に帰ること)」が難しい雰囲気や、常に成果を求められるプレッシャーなど、韓国の会社員が抱えるストレスは相当なものです。

そんな中、彼らが楽器を手に取り、音楽を通じて失いかけていた「情熱」や「夢」を取り戻していく姿は、観客に「明日もまた頑張ろう」という活力を与えてくれます。劇中の楽曲はライブ感あふれるロックナンバーが多く、劇場が一体となって盛り上がるのもこの作品の醍醐味です。

■ 元Cherry Bullet(チェリーバレット)のキム・ボラ、新たな挑戦へ

今回、主人公の一人であるチェ・ダヨン(최다연)役に抜擢されたのが、キム・ボラです。

日本の韓流ファンの中には、彼女の名前を聞いてピンとくる方も多いはず。彼女は2019年にデビューしたガールズグループ「Cherry Bullet(チェリーバレット)」のメインボーカルとして活躍した実力派です。グループ活動終了後も、その圧倒的な歌唱力と透明感のあるビジュアルで、俳優やソロアーティストとして着実にキャリアを積み上げてきました。

彼女が演じるチェ・ダヨンは、「旅行作家」になるという夢を抱きながら、現在は会社員として仕事も恋も完璧にこなそうと奮闘する、非常に現代的なキャラクターです。

キム・ボラはこれまでにも、ドラマ『偶然見つけた財閥の花嫁(어쩌다 재벌 신부)』や『愛のアンダンテ(사랑의 안단테)』、そしてミュージカル『門を越えて Hana : Starting Over(문을 넘어 Hana : Starting Over)』、『ページナ(페이지나)』など、数多くの作品に出演してきました。

最近では新曲『マフラー(목도리)』を発表し、より深みを増した歌声を披露したばかり。アイドル出身という枠を超え、一人の「表現者」として進化し続ける彼女が、今回の舞台でどんな「エネルギー」を爆発させてくれるのか、現地のミュージカルファンの間でも期待が高まっています。

■ 舞台は演劇の聖地「大学路(テハンノ)」

本作が上演されるのは、ソウルにある「イェグリンシアター(예그린씨어터)」です。この劇場がある「大学路(テハンノ)」というエリアは、日本の下北沢をより大規模にしたような場所で、100以上の小劇場がひしめき合う「演劇・ミュージカルの聖地」として知られています。

韓国ではアイドルのファンが、推しの出演をきっかけに大学路の小劇場ミュージカルに通い詰め、そのまま「ミュージカル沼」にハマるケースも少なくありません。大型劇場のような華やかな演出とはまた一味違う、俳優の息遣いが聞こえるほどの距離感で楽しめるのが小劇場の魅力。キム・ボラの歌声を間近で堪能できる絶好のチャンスになりそうです。

ちなみに、韓国では仕事帰りにミュージカルを楽しむ文化が日本以上に定着しており、平日の夜公演も非常に活気があります。まさに『6時退勤』というタイトル通り、仕事を終えた人々が劇場に集まり、物語に自分を重ねて涙し、笑う……そんな光景が目に浮かびますね。

■ 最後に:キム・ボラの新たなステージを応援しよう!

ミュージカル『6時退勤』2026年シーズンは、5月1日から7月26日まで上演される予定です。

厳しいビジネスの世界で奮闘するキャラクターを、キム・ボラが持ち前の明るさと確かな演技力でどう表現するのか。彼女が歌う「夢への賛歌」は、きっと観る人の心に温かい火を灯してくれるはずです。

「いつかやりたいこと」を後回しにして毎日を頑張っている皆さんにこそ、観ていただきたい作品。韓国旅行の予定がある方は、ぜひ大学路まで足を運んで、彼女の愛らしいエネルギーを直接受け取ってみてはいかがでしょうか?

かつてステージでキラキラ輝いていたアイドルのボラちゃんが、今度は一人の「俳優」として、等身

  • X

コメント

PAGE TOP