韓国エンタメ界の「今」を映し出す最新の成績表が届きました。ビッグデータ評価機関であるアジアブランド研究所は、「2026 K-ブランド指数(K-Brand Index)スターアワード」のK-POPアイドル部門において、BTS(방탄소년단)が栄えある1位に輝いたことを発表しました。
今回のランキングは、2025年から2026年初頭にかけての膨大なオンラインデータ(約126億件!)に加え、ファン投票プラットフォーム「スターダム(Stardom)」での公式投票結果を合算して算出されたものです。単なる検索数だけでなく、ファンの熱量がダイレクトに反映された「本物の人気指標」と言えるでしょう。
■「軍白期」さえ無意味にするBTSの圧倒的なブランド力
今回の結果で最も注目すべきは、やはり1位に輝いたBTS(ビーティーエス)の存在感です。韓国には「軍白期(グンベッキ)」という言葉があります。これは「軍隊(グン)」と「空白期(コンベッキ)」を合わせた造語で、男性アイドルが兵役義務のために活動を休止せざるを得ない期間を指します。
通常、この期間はメディアへの露出が減り、人気が落ち着くのが一般的です。しかし、BTSはこの「軍白期」というブランクさえも跳ね除け、圧倒的な数値でトップを死守しました。アジアブランド研究所のハン・ジョングン(한정근)代表が「BTSは単純なトップアーティストを超え、K-POPの代替不可能な象徴であることを改めて刻印した」と評した通り、彼らの影響力はもはや「活動しているかどうか」という次元を超越しているようです。
■「第5世代」の猛追とバーチャルアイドルの台頭
BTSが王者の貫禄を見せる一方で、2位以下の顔ぶれには新しい風が吹いています。
2位にはグローバルな人気を不動のものにしたストレイキッズ(Stray Kids)、3位には圧巻のパフォーマンスでファンを魅了し続けるセブンティーン(SEVENTEEN)がランクイン。ここまでは「実力派トップグループ」としての安定感を感じさせますが、注目は4位以降です。
4位には、オーディション番組から誕生したジェロベースワン(ZEROBASEONE / 제로베이스원)、8位にはSMエンターテインメント(東方神起やSHINeeを輩出した大手事務所)の新星・ライズ(RIIZE / 라이즈)がランクインしました。彼らはいわゆる「第5世代」と呼ばれるグループで、デビューから短期間でトップ層に食い込む破竹の勢いを見せています。
そして、日本のファンにとっても驚きのニュースが、5位にランクインしたプレイブ(PLAVE / 플레이브)です。プレイブは「バーチャルアイドル」でありながら、音楽番組で1位を獲得するなど、韓国で社会現象を巻き起こしています。
韓国では近年、メタバースやデジタル技術への関心が非常に高く、プレイブのような「技術と音楽の融合」がファンに新しいエンターテインメントとして完全に受け入れられています。今回の5位入賞は、ブランド権力が「物理的な活動」から「デジタル上での絆」へとシフトしている象徴的な出来事と言えるでしょう。
■TOP10に名を連ねた強豪グループたち
今回のランキングTOP10は以下の通りです。
1位:BTS(방탄소년단)
2位:ストレイキッズ(Stray Kids / 스트레이 키즈)
3位:セブンティーン(SEVENTEEN / 세븐틴)
4位:ジェロベースワン(ZEROBASEONE / 제로베이스원)
5位:プレイブ(PLAVE / 플레이브)
6位:ブラックピンク(BLACKPINK / 블랙핑크)
7位:エスパ(aespa / 에스파)
8位:ライズ(RIIZE / 라이즈)
9位:アイヴ(IVE / 아이브)
10位:エイティーズ(ATEEZ / 에이티즈)
ブラックピンク(BLACKPINK)やエスパ(aespa)といったガールズグループの強さも健在ですが、今回のランキングではボーイズグループ、特に新世代の躍進が目立つ結果となりました。
■データとファン投票が作る「新しい評価軸」
今回採用された「K-ブランド指数」は、韓国国内外の研究陣が協力して開発したシステムです。これまでのランキングと異なるのは、専門家の検証だけでなく、ファンの直接的な投票(スターダム・インデックス)を本格的に導入した点にあります。
K-POPの世界では、ファンの集まりを「ペンカペ(Fan Cafe / ファンコミュニティ)」や「ファンダム」と呼び、彼らの団結力がアーティストの運命を決めると言っても過言ではありません。今回のランキングは、そんなファンの「推しを1位にしたい」という情熱がデータとして可視化されたものです。
BTSが守り続ける王座、そしてそれを猛追する第5世代やバーチャルアイドルの出現。2026年のK-POP界は、これまで以上に多様で、予測不能な面白さに満ちあふれています。
兵役を終えてメンバーが揃い始めるBTS、そして勢いを増す若手グループたち。皆さんが今、最も注目している「推し」のブランドはどのグループですか?ぜひコメントで教えてくださいね!
出典:https://swtvnews.com/news/newsview.php?ncode=1065570010782119
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