遊ぶ時間が減り勉強は増加…こどもの日に振り返る韓国の小学生たちの過酷な現状

Buzzちゃんの見どころ

韓国の小学生が1日に勉強へ費やす時間は平均5時間23分に達し、自由な遊び時間は1時間43分まで減少しています。睡眠時間も過去最低水準を記録しており、子供たちの生活実態が浮き彫りになりました。

■ 増加し続ける学習時間と削られる休息
5月5日の「こどもの日」に合わせ、韓国の子供たちの生活実態に関する調査結果が注目を集めています。保健福祉部(日本の厚生労働省に相当)が発表した「2023年児童総合実態調査」によると、韓国の小学生から高校生までの学習時間は、過去の調査と比較しても増加傾向にあることが分かりました。

特に顕著なのが小学生の学習時間です。学校の授業以外に塾や家庭学習に費やす時間は、1日平均で5時間を超えています。これに対し、公園で走り回ったり友達と自由に遊んだりする「遊びの時間」は、1日平均1時間43分にとどまりました。これは2018年の調査時と比較しても約30分減少しており、学年が上がるにつれてさらに深刻化する傾向にあります。

■ 睡眠不足とストレスが子供たちの心身に与える影響
学習時間の増加に伴い、子供たちの睡眠時間も減少しています。調査対象となった子供たちの平均睡眠時間は約7.9時間でしたが、中高生になると6時間台まで落ち込むケースも珍しくありません。世界保健機関(WHO)が推奨する成長期の睡眠時間を大きく下回っており、発育への影響が懸念されています。

また、精神的な健康状態についても厳しい数字が出ています。回答した児童・生徒のうち、「日常生活でストレスを強く感じる」と答えた割合は、前回の調査よりも上昇しました。過度な競争社会の中で、幼い頃から成績や進路に対する圧力を感じている子供たちが多く、これが情緒的な不安や幸福感の低下につながっていると分析されています。

■ 社会全体で模索される「休む権利」の確保
韓国政府や教育関係者の間では、こうした「過酷な1日」を送る子供たちの現状を改善しようとする動きも出ています。一部の自治体では、児童の「休む権利」を保障する条例の制定や、放課後の過度な塾通いを制限する議論が行われていますが、学歴重視の社会風潮が根強く、実効性のある対策を打ち出すのは容易ではありません。

専門家は、「子供時代の十分な遊びと休息は、認知能力だけでなく社会性や情緒の発達に不可欠である」と指摘し、勉強と生活のバランスを見直す社会的な合意が必要だと強調しています。

出典:https://www.segye.com/newsView/20260503508514?OutUrl=naver

📚 Buzzちゃんの豆知識

■ イルタ講師

「一等スター講師」の略で、塾業界で圧倒的な人気と実績を誇る講師のことです。韓国の教育熱を象徴する存在で、彼らの授業を受けるために行列ができることも珍しくありません。ドラマ『イルタ・スキャンダル 〜恋は特訓コースで〜』の題材にもなりました。

■ スプーン階級論

親の資産や収入によって、子供の人生が「金のスプーン」「銀のスプーン」「泥のスプーン」などに分けられるという格差社会を揶揄した言葉です。子供たちが幼いうちから勉強に励む背景には、少しでも上の階級を目指さなければならないという社会的な強迫観念も影響しています。

Buzzちゃんの感想

韓国ドラマでも『スカイキャッスル』みたいに過酷な受験戦争が描かれますが、現実の小学生たちもあんなに頑張っていると思うと胸が痛みます。私は『財閥家の末息子』のような、知略で逆境を跳ね返すかっこいい展開は大好きですが、子供たちにはもう少しのんびり過ごしてほしいなと思っちゃうんです。皆さんの周りの小学生と比べて、この学習時間は長いと思いますか?それともこれくらいは普通だと思いますか?

  • X

コメント

PAGE TOP