8thミニアルバムのタイトル曲『Stick With You』をGummy(거미)やByul(별)らがカバーしました。2005年の名曲を彷彿とさせる演出やR&Bへの再解釈が、K-POPの新たな楽しみ方を提示しています。
■ ベテラン歌手3名によるリレーカバー企画が始動
TOMORROW X TOGETHERの最新曲が、韓国を代表するボーカリストたちの歌声によって全く新しい姿で再誕生しました。
2日、所属事務所のビッグヒットミュージック(HYBE傘下の芸能事務所)によると、TOMORROW X TOGETHERの8thミニアルバムのタイトル曲である『Stick With You(하루에 하루만 더)』が、歌手のByul(별)、ナ・ユングォン(나윤권)、Gummy(거미)それぞれの個人チャンネルなどを通じてカバー映像が公開され、大きな注目を集めています。
今回のカバーコンテンツは、まずナ・ユングォン(나윤권)とByul(별)によるデュエット映像から始まり、その後に二人の個別歌唱映像、そして最後を締めくくるGummy(거미)のソロバージョンまでが順次公開される「リレー形式」を採用しています。
■ 2005年の名曲『挨拶』を彷彿とさせる感性的な演出
リレーのトップバッターを務めたナ・ユングォン(나윤권)とByul(별)のデュエット映像は、公開直後から大きな反響を呼びました。映像の導入部には「挨拶、伝えきれなかった物語」というフレーズが挿入されており、これは二人の2005年の大ヒットデュエット曲『挨拶(안부)』を記憶している大衆の郷愁を強く刺激する演出となっています。
二人は繊細なハーモニーを重ね合わせ、終わりが見えてしまった愛の切ない感情線を極限まで引き出しました。原曲が持つエレクトロ・ポップ(電子音楽をベースにしたポップス)の爽やかさとは対照的に、ベテランならではの深い余韻を感じさせる仕上がりとなっています。
続いてバトンを受け取ったGummy(거미)のカバー映像は、彼女の圧倒的な歌唱力に集中できるようライブ感を重視した演出が施されました。特にGummy(거미)は、原曲をリズミカルなR&B(リズム・アンド・ブルース)サウンドへと大胆に編曲。彼女特有の訴えかけるような濃厚な歌声が加わることで、パフォーマンス中心のアイドルの楽曲が、じっくりと耳で楽しむための「ボーカル・ポップ」へと完全に入れ替わりました。
■ K-POPの新たな楽しみ方とアイドルの枠を超えた音楽性
強烈なエレクトロ・ポップである原曲を、情緒豊かなボーカル曲へと変奏させた今回の試みは、楽曲そのものが持つ魅力をベテランアーティストの解釈を通して伝えようという意図から企画されました。
これは、パフォーマンスが重視されがちなK-POPトラックを「鑑賞用音楽」として再照明するものであり、アイドル音楽の消費層を広げるという意味でも非常に有意義な影響を与えると期待されています。単なるアイドルの新曲という枠組みを超え、幅広い世代が楽しめる音楽としての可能性を証明した形です。
一方、TOMORROW X TOGETHERは『Stick With You』でサークルチャート(韓国の公認音楽チャート。旧ガオンチャート)のダウンロード部門で2週連続1位を獲得したほか、韓国の地上波およびケーブルテレビの音楽番組で合計5冠を達成する「グランドスラム」を記録。現在、爆発的な勢いで活動を続けています。
📚 Buzzちゃんの豆知識
■ グランドスラム(音楽番組)
韓国の主要な音楽番組(『ミュージックバンク』『音楽中心』『人気歌謡』などの地上波3局+主要ケーブル局)のすべてで、同じ曲が1位を獲得することを指します。一週間のうちにすべての放送回で1位を総なめにするのは非常に難しく、トップクラスの人気と大衆性の証とされています。
■ サークルチャート(Circle Chart)
韓国の公認音楽チャートで、以前は「ガオンチャート」と呼ばれていました。アルバムの販売量やデジタル配信のストリーミング数、ダウンロード数などを集計しており、日本のオリコンチャートや米国のビルボードに相当する権威ある指標です。
■ 先輩・後輩(ソンベ・フベ)のカバー文化
韓国では後輩アイドルがベテランの曲をカバーするだけでなく、今回のようにベテランが後輩の曲を自分流にアレンジして歌う文化も定着しています。これにより、若年層だけでなく親世代にもアイドルの楽曲が浸透するきっかけになっています。
正直、アイドルの曲をレジェンド級のベテランがカバーするのって、すごく贅沢でワクワクしちゃうんですよね!特に私はナ・ユングォンさんとByulさんの『挨拶』が大好きだったので、今回の演出にはグッときちゃいました。TXTのフレッシュな原曲と、ベテラン勢の深みのあるカバー、皆さんはどちらのスタイルがより心に響きますか?ぜひコメントで教えてください!





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