2026年第1四半期に当期純利益59億ウォンを記録し黒字転換しました。子会社のAtoZエンターテインメントによるYouTube事業の好調に加え、日本市場を狙ったK-ビューティー企画や新作ドラマの公開を控えています。
■ 2026年第1四半期の純利益59億ウォンを達成し経営再建へ
総合メディアコンテンツ制作グループのウィジウィックススタジオ(Wysiwyg Studios)が、2026年第1四半期の連結決算において、当期純利益が黒字に転換したことを明らかにしました。30日に公示された四半期報告書によると、同期の連結基準売上高は136億ウォン、営業損失は18億ウォン、そして当期純利益は59億ウォンとなっています。
昨年の同時期は営業損失35億ウォン、当期純損失65億ウォンという厳しい状況でしたが、今年は営業損失を前年同期比で47%縮小させ、最終的な純利益では見事に黒字化を達成しました。この背景には、徹底した費用構造の効率化と、子会社各社の業績改善が同時に反映されたことがあります。収益性を重視した事業構造への転換が本格的な軌道に乗った結果といえるでしょう。
■ 子会社の成長とYouTubeコンテンツの爆発的なヒット
今回の業績回復を牽引した要因の一つとして、子会社であるエイトゥジーエンターテインメント(AtoZ Entertainment)の躍進が挙げられます。同社はニューメディアとコマース(eコマース)を結合した新事業で頭角を現しています。
特に、エイトゥジーの代表的なYouTubeコンテンツである『新女性(Sin-yeoseong)』が大きな成功を収めています。この番組はイ・ギョンシル(이경실)、チョ・ヘリョン(조혜련)、イ・ソンミン(이선민)がホストを務めるトーク番組で、配信開始からわずか9ヶ月で累計再生回数700万回を突破しました。この強力なファン層の形成が、今後のビジネス展開の強固な基盤となっています。
■ 日本市場をターゲットにしたK-ビューティー戦略と新作ラインナップ
ウィジウィックススタジオは、2026年下半期に向けてさらに攻勢を強める計画です。特に注目すべきは、日本市場を強く意識したグローバル戦略です。日本でも高い人気を誇るK-POPアイドルグループのメンバーを起用し、日本の10代から20代をメインターゲットにしたK-ビューティーコンテンツを披露する予定です。
グローバルアイコンであるアイドルたちの影響力を活用し、短期間でファンを確保した上で、ブランドとの協業やライセンス、コマース収益へと繋げる「グローバルIP(知的財産)ビジネス」を本格化させます。
また、コンテンツ制作面では、以下の大型プロジェクトの公開が控えており、世界的なプラットフォームとの連携が期待されています。
・『王を探して(Finding the King)』:SFジャンルの大作映画。
・『タチャ:ベルゼブブの歌(Tazza: Song of Beelzebub)』:人気シリーズ『タチャ』の新展開。
・『殺し屋たちの店 シーズン2(A Shop for Killers Season 2)』:ディズニープラスで配信され世界的にヒットした作品の続編。
これらの作品は公開後の2次著作権販売、ライセンス、コマース展開など、多角的な収益モデルを通じてさらなる売上創出に寄与する見通しです。
■ 企業合併によるさらなる収益構造の強化
さらに、現在はマーケティングおよびデータ基盤の能力を持つ企業「エンピー(NP)」との合併も推進されています。ウィジウィックスの関係者は、「合併を通じて、コンテンツの企画段階からターゲット分析と収益化を同時に設計する構造を構築する」と語っています。
制作したコンテンツを多様なチャンネルやプラットフォームを通じて拡散し、収益を最大化させる仕組みを整えることで、IP中心の収益構造を強化していく方針です。持続可能な成長基盤を確立し、今年さらなる実績のターンアラウンド(業績回復)を狙っています。
(※補足:ウィジウィックススタジオは、ドラマ『財閥家の末息子』などの制作で知られる制作会社を傘下に持つ、韓国の大手コンテンツグループです。)
出典:https://www.ggilbo.com/news/articleView.html?idxno=1155883
📚 Buzzちゃんの豆知識
■ IP(知的財産)ビジネス
韓国のエンタメ業界で近年最も重視されているキーワードです。単にドラマや映画を作るだけでなく、そのキャラクターや世界観、権利(IP)を活用して、ウェブトゥーン化、ゲーム化、オリジナルグッズ販売、さらには今回のようなビューティー事業との連動など、多角的に収益を生み出す仕組みを指します。
■ マルチスタジオ体制
ウィジウィックススタジオのように、傘下に複数の専門制作会社(スタジオ)を持つ形態です。それぞれがドラマ、映画、バラエティ、VFX(特殊視覚効果)などの得意分野を持つことで、質の高いコンテンツを安定して大量に生産することが可能になります。
私が大好きな『財閥家の末息子』を手掛けた会社なので、黒字転換のニュースは本当に嬉しいです!特に『殺し屋たちの店 シーズン2』が予定されているなんて、今からワクワクしちゃいます。日本向けにK-POPアイドルが紹介する美容コンテンツも、どんな豪華なメンバーが出るのか気になりますね。皆さんは、続編を待っている作品や、気になる新作はありますか?





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