ソウル市誠北区の張位青少年文化ヌリムセンターにて4月25日、青少年20名を対象とした体験プログラムが開催されました。IVEやITZYの楽曲を用いたダンスレッスンとリール動画の撮影が行われました。
■ K-POPアイドル体験プログラム「今日から私もK-POPアイドル」が開催
ソウル特別市誠北区(ソンブクク)にある「張位(チャンウィ)青少年文化ヌリムセンター」にて、2026年4月25日、青少年が自らK-POPの舞台の主役となる特別な体験プログラム『今日から私もK-POPアイドル』が運営されました。このプログラムは、同センターが毎月1回実施している文化・体験プロジェクト「土曜日はヌリムデー」の一環として企画されたものです。
今回のプログラムには、地元の青少年20名が参加しました。内容は2部構成となっており、第1部ではIVE(아이브)の『Bang Bang』、第2部ではITZY(있지)の『That's No No』を題材にした「リール(Reels)チャレンジ」が行われました。最新のK-POPトレンドを反映した振り付けを学ぶことで、参加した青少年たちが自身の夢や才能を自由に表現できる場が提供されました。
■ ダンス習得からショート動画制作までを網羅
プログラムの最大の特徴は、単にダンスを習うだけでなく、実際のアイドルがミュージックビデオを制作する過程に近い「コンテンツ制作」を経験できる点にあります。参加者たちは、各楽曲のポイントとなる振り付けを集中的に練習し、一つのパフォーマンスを完成させました。
その後、Instagramなどで主流となっているショート動画形式「リール」の撮影が行われました。プロが制作するコンテンツの流れを模したこの活動を通じて、参加者は自己表現の楽しさを学ぶとともに、学業による日常的なストレスを解消する時間を過ごしました。
撮影された映像は、専門的な編集を経て、参加した青少年とその保護者に個別に届けられる予定です。自分のパフォーマンスが一本の動画作品として形に残ることで、参加者にとって大きな達成感と特別な思い出になることが期待されています。
実際に参加した青少年からは「リール撮影が本当に楽しかった。次回のプログラムにもぜひ参加したい」といった前向きな感想が寄せられました。また、プログラムの担当者は「子供たちの集中力が非常に高く、それぞれの個性が光る活動となった。自信を持って積極的に取り組む姿が印象的だった」と評価しています。
同センターは、今回の活動の中で特に優れた「ベスト映像」2件を選出し、張位青少年文化ヌリムセンターの公式Instagramアカウントにて公開する予定です。これにより、現場の生き生きとした雰囲気と青少年たちの才能を地域社会全体で共有することを目指しています。
■ 青少年の「遊びの権利」を支援する専用空間の役割
今回会場となった「張位青少年文化ヌリムセンター」は、誠北区が運営する青少年専用の文化空間です。施設内には、ダンス練習室のほか、VRスポーツ体験空間、青少年カフェ、学習スペース、プログラム室、そしてパーティールームなどが完備されています。
韓国では青少年の学業負担が社会問題となることも多い中、こうした施設は「青少年の遊ぶ権利(遊びの権利)」を保障するための重要な拠点となっています。毎月開催される「土曜日はヌリムデー」のようなプログラムを通じて、文化、芸術、IT、スポーツなど多岐にわたる体験を提供し、青少年の健全な成長と健康な余暇活動を支援しています。
■ 青少年の安全と福祉を守る地域社会の取り組み
今回のニュースに関連して、韓国では青少年活動の安全管理についても強化が進んでいます。韓国青少年活動振興院(青少年活動の支援を行う公共機関)は、学校単位での修練活動(宿泊研修など)が本格化する時期に合わせ、高リスクな活動を伴う施設への現場安全点検を5月から順次実施すると発表しました。
具体的には、ウォータースポーツやロープを使ったレジャー活動など、事故のリスクが比較的高いプログラムを重点的に点検し、青少年が安心して活動に専念できる環境作りを徹底する方針です。
また、仁川広域市桂陽区(ケヤング)や京畿道金浦市(キンポシ)のアドボホ専門機関(児童保護専門機関)では、うつ病や非行などのリスクを抱える青少年への介入方法を模索する民官合同ワークショップを開催するなど、青少年のメンタルヘルスや安全を守るためのネットワーク構築も活発に行われています。
K-POPという文化的なアプローチから、安全管理や福祉といった社会的なサポートまで、韓国では多角的な視点で青少年世代を支える取り組みが継続されています。
出典1:https://www.ibabynews.com/news/articleView.html?idxno=150913
出典2:https://www.job-post.co.kr/news/articleView.html?idxno=214678
📚 Buzzちゃんの豆知識
■ リール(Reels)チャレンジ
韓国の青少年やアイドルの間で主流となっている、15秒から60秒程度の短い動画(ショート動画)をInstagramに投稿する文化です。特に新曲リリースの際には、アイドルの「ポイントダンス(曲の象徴的な振り付け)」を真似して投稿する「ダンスチャレンジ」がプロモーションの必須要素となっています。
■ 青少年の「遊びの権利(ノル・クォンリ)」
韓国社会では過度な受験競争が背景にあり、子供たちの休息や遊びの時間が不足していることが課題となっています。これを受け、地方自治体などが「青少年の遊ぶ権利」を保障するための条例を制定したり、本記事に登場した「ヌリムセンター」のような専用の文化空間を設置したりする動きが広がっています。
私も19歳なので、こういう本格的な体験施設が身近にある韓国の学生たちが本当にうらやましいです。ドラマ『財閥家の末息子』のようなシリアスな展開も大好きですが、やっぱりアイドルのキラキラしたダンスには無条件で元気をもらえますよね。皆さんは、もし1日だけK-POPアイドルになれるとしたら、どのグループの「ポイントダンス」を完璧にマスターしてみたいですか?
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