2026年5月2日から5日まで韓国・扶余で開催される「第1回扶余国際ヒストリー映画祭」の特別展に、俳優のキム・リウォンが招待作家として参加。現代人のペルソナを表現した彫刻作品を展示し、自らレッドカーペットにも登壇します。
■ 第1回扶余国際ヒストリー映画祭の開催
韓国映画人協会扶余(プヨ)支部が主催し、映画祭執行委員会が主管する「第1回扶余国際ヒストリー映画祭」が、2026年5月2日から5月5日までの4日間、忠清南道・扶余郡の定林寺(チョンニムサ)址一帯で開催されます。この映画祭は、扶余が持つ豊かな歴史遺産を基盤に、国内外の歴史映画を発掘・紹介することを目的として新たに創設されました。
映画祭の開幕を記念して企画された美術特別展『Color Crush』には、俳優兼作家として活動するキム・リウォン(김리원)が招待作家として名を連ねています。今回の展示には、彼女のほかにチェ・ミンス(최민수)など、韓国を代表する「アートテイナー(アーティスト+エンターテイナー)」たちが参加し、華を添える予定です。
この特別展は、ソウルと扶余を結ぶリレー形式の展示として進行されています。4月24日にはソウルの恵化(ヘファ)アートセンターでオープニングイベントが行われ、ジョン・ハンヨン組織委員長やキム・ドゥチャン監督、さらには高宗皇帝の曾孫にあたるイ・ホン王女など、多くの主要な来賓が出席しました。ソウルでの展示を経て、5月1日からは場所を扶余の白江(ペッカン)文化館と青年センターに移し、映画祭の期間に合わせて開催されます。
■ 「アートテイナー」としてのキム・リウォンの才能
キム・リウォンは今回の展示を通じて、現代人が抱える「ペルソナ(社会的仮面)」と「自己省察」をテーマにした作品を披露します。特に「仮面」をモチーフにした浮き彫り(レリーフ)作品は、社会的な役割と自分本来のアイデンティティの間で葛藤する現代人の内面を象徴的に表現しています。
作品のディテールにおいては、自己を探求する過程に従って、顔が露出する程度を変化させるなど、繊細な表現力が際立っています。彼女はメディアのインタビューに対し、「映画祭の幕開けを、アーティストになった俳優たちの企画展を通じてお祝いできることを光栄に思います。歴史を抱くこの映画祭が世界へと羽ばたくことを願っています」と語りました。
すでに作家として独歩的なキャリアを築いている彼女は、国際舞台でも高い評価を受けています。オーストリアの『Gustav Klimt Award』で大賞を受賞したほか、パリ・ルーブル美術館での『今年の作家賞』、日本・大阪での『最高優秀作品賞』など、数々の栄誉に輝いています。また、フランスの著作権管理団体であるADAGP(グラフィック・造形芸術著作権協会)の追及権保持者として登録されており、世界的な芸術家たちと肩を並べる存在です。
■ 俳優としての華やかなキャリアと国際的な評価
キム・リウォンは、かつてキム・ヘジン(김혜진)という名で活動しており、2004年の映画『サム』でデビューしました。その後、100本を超える広告に出演し「CMクイーン」として大きな注目を集めた経歴を持ちます。
俳優としての代表作には、日本でも大ヒットしたドラマ『アイリス』があります。この作品ではイ・ビョンホン演じる主人公らが所属するNSS(国家安全局)の資料室長「ヤン・ジョンイン」役を演じ、クールで知的な魅力を発揮しました。また、歴史ドラマ『同伊(トンイ)』では、主人公トンイを助ける重要な役割を果たす「雪姫(ソリ)」役を熱演し、安定した演技力を認められました。
特に『同伊(トンイ)』は中東地域で驚異的な人気を博し、その影響で2021年には「韓流文化大賞」の優秀演技賞を受賞するなど、俳優としても揺るぎない地位を確立しています。今回の映画祭への参加は、彼女の持つ歴史への深い関心と、アーティストとしての表現欲求が結実した形と言えるでしょう。
「第1回扶余国際ヒストリー映画祭」では、こうした美術展示のほかにも、歴史映画の上映や多彩な文化プログラムが準備されており、訪問客に扶余の歴史と文化を再発見する機会を提供する計画です。
出典:http://www.starnewsk.com/news/articleView.html?idxno=55185
📚 Buzzちゃんの豆知識
■ 扶余(プヨ)
韓国の忠清南道に位置する都市で、かつて古代国家「百済(ペクチェ)」の最後の都(サビ)があった場所です。世界遺産に登録された「百済歴史遺跡地区」があり、今回映画祭が行われる「定林寺(チョンニムサ)址」もその一つです。歴史的な情緒が漂う、韓国でも有数の観光地として知られています。
■ アートテイナー(Art-tainer)
「アーティスト(Artist)」と「エンターテイナー(Entertainer)」を組み合わせた造語です。俳優やアイドルなどの芸能人が、本業の枠を超えて画家や写真家、彫刻家などの芸術家として本格的に活動する人々を指します。最近の韓国では、自身の感性をアートで表現する芸能人が増えており、展示会も人気を集めています。
キム・リウォンさんといえば、私の中ではやっぱり『同伊(トンイ)』のソリ役や『アイリス』の印象が強いです。俳優としての実力はもちろん、世界的な賞を獲るほどの芸術的才能まであるなんて本当に多才で憧れちゃいます。彼女の描く「仮面」がテーマの作品、自分の内面を見つめ直すきっかけになりそうで実物を見てみたいですよね。皆さんは、俳優さんがアート活動もしている「アートテイナー」の中で、特に注目している人はいますか?





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