赤い袖先制作会社が上場へ!売上高445億ウォン突破でIPO準備を本格化

Buzzちゃんの見どころ

ドラマ『赤い袖先』を手掛けた制作会社「モンジャクソ」が初の監査報告書を公開しました。2023年の売上高は445億ウォンに達し、現在は証券会社と共にSPAC上場やプレIPOの検討を進めています。

■ 制作会社モンジャクソが初の監査報告書を公表

韓国ドラマ界で数々のヒット作を世に送り出してきた制作会社モンジャクソ(몽작소)が、設立以来初めてとなる監査報告書を公表しました。これにより、同社の急成長ぶりが具体的な数字として明らかになり、業界内外で大きな注目を集めています。

公開された2023年度の連結基準の財務諸表によると、モンジャクソの売上高は445億3100万ウォン(約50億円)、営業利益は39億1900万ウォン(約4.4億円)を記録しました。前年度の売上高が約127億ウォン(約14億円)であったことと比較すると、わずか1年で売上を約3.5倍にまで伸ばしたことになります。当期純利益も30億ウォン(約3.4億円)を超えており、コンテンツ制作ビジネスにおける高い収益性を証明する形となりました。

モンジャクソは、大手エネルギー企業「S-Oil」の子会社であるベンチャーキャピタル「S-Ventures」の傘下にあります。2021年にS-Venturesがモンジャクソの株式を取得して子会社化して以来、資本面での安定を得たことが、近年の大規模な作品制作を支える基盤となっています。

■ ヒット作の連発が業績を力強く牽引

この驚異的な成長の背景には、近年のドラマ市場を席巻したヒット作の存在があります。

まず、同社の知名度を決定づけたのが、2021年から2022年にかけて放送されたイ・ジュノ(이준호)主演の時代劇『赤い袖先』です。この作品は最高視聴率17.4%という異例の数字を叩き出し、韓国国内のみならず日本をはじめとする海外でも熱狂的なファンを生みました。また、医療ドラマの金字塔として知られるハン・ソッキュ(한석규)主演の『浪漫ドクター キム・サブ』シリーズの制作にも携わっており、安定した制作能力を誇っています。

さらに、直近の業績向上に大きく寄与したのが、ディズニー公式動画配信サービス「Disney+」で独占配信されたイ・ドンウク(이동욱)主演の『殺し屋たちの店』です。このように地上波放送だけでなく、グローバルなOTT(動画配信サービス)プラットフォーム向けに高品質なオリジナルコンテンツを供給できる体制を整えたことが、売上高400億ウォン突破の決定打となりました。

■ IPOを通じたさらなる飛躍へ

現在、モンジャクソは韓国の株式市場への上場(IPO)を目指し、具体的な準備段階に入っています。すでにKB証券を上場主幹事会社に選定しており、市場の状況を見極めながら最適な上場時期を探っている段階です。

注目すべきは、通常の新規上場だけでなく、SPAC(特別買収目的会社)との合併による上場も選択肢に入れている点です。SPAC上場は、すでに上場している「箱」のような会社と合併することで、比較的迅速に上場手続きを完了できるメリットがあります。

また、上場を前にして企業価値をさらに高めるため、外部の投資家から資金を調達する「プレIPO」の実施も並行して検討されています。調達された資金は、次なるヒット作を生むための制作費や、優秀なクリエイターの確保、さらにはグローバル市場への進出拡大に充てられる見通しです。韓国の制作会社としては「スタジオドラゴン」などが上場企業として成功を収めていますが、モンジャクソもそれに続く有力なプレイヤーとして期待が寄せられています。

出典:https://www.thebell.co.kr/free/content/ArticleView.asp?key=202604241040091280104949

📚 Buzzちゃんの豆知識

■ SPAC(特別買収目的会社)

それ自体は特定の事業を持たず、未上場企業の買収・合併のみを目的に設立される「空箱」のような会社のことです。先にSPACが株式市場に上場し、その後に有望な企業と合併することで、その企業を迅速に上場させる仕組みとして韓国でもよく活用されています。

■ プレIPO(Pre-IPO)

企業が正式に株式公開(IPO)を行う前に、数ヶ月から1年ほどのスパンで実施する資金調達のことです。上場が確実視される段階で行われるため、投資家にとっては比較的リスクが低く、企業にとっては上場に向けた準備資金を確保できるメリットがあります。

Buzzちゃんの感想

『赤い袖先』や『殺し屋たちの店』のような名作を作った会社が、こんなに絶好調だと知ってワクワクします。私は『財閥家の末息子』のような、資本の力やミステリー要素が絡むドラマが大好きなので、上場で資金が増えたらもっと壮大な物語が観られると思うんです。制作会社に注目してドラマを選ぶのも面白いですよね。皆さんは、王道の時代劇派?それとも『殺し屋たちの店』のようなスリリングな現代劇派?

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