スペインにソウルの中心地が出現!KTが世界最大級の展示会で光化門広場を完全再現、K-POPダンスやAI韓服体験も

スペイン・バルセロナで開催される世界最大級のモバイル関連展示会「MWC(モバイル・ワールド・コングレス)2026」。世界中のIT企業が最新技術を競い合うこの大舞台で、韓国の大手通信キャリア「KT(ケイティー)」が、驚きの展示を披露して話題を呼んでいます。なんと、ソウルの象徴ともいえる「光化門広場(クァンファムン・グァンジャン)」を会場内に丸ごと再現してしまったのです。

ハイテク技術と伝統的な韓国文化、そして今や世界を席巻するK-POPが見事に融合したKTのブース。一体どのような内容なのか、現地の熱気と共に詳しくお伝えします。

■バルセロナに「セジョン大王」が降臨?光化門広場に込められた意味

KTは、2026年3月2日(現地時間)から開催される「MWC 2026」において、韓国を代表する空間である「光化門広場」をテーマにした展示館を運営すると発表しました。

日本人観光客にとっても、ソウル観光の目玉としてお馴染みの光化門広場。ソウルの中心部に位置し、背後には美しい北岳山(プガクサン)を背負うこの広場は、韓国人にとって「国家の中心」であり「歴史の象徴」でもあります。今回の展示では、広場の顔ともいえる「セジョン大王(世宗大王:ハングルを作った朝鮮王朝第4代王)」の銅像をはじめ、歴史ある「世宗文化会館(セジョン・ムナフェグァン)」、さらにはKTの本社ビルである「KT光化門ウェスト社屋」などが精巧に再現されました。

ここで少し豆知識ですが、なぜKTは「光化門」という場所にここまでこだわるのでしょうか。実は、光化門周辺は韓国における「通信の発祥地」でもあるのです。かつて朝鮮時代に通信を司った官庁があり、現代においてもKTがその歴史を引き継いでいることから、光化門はKTにとっての「ホームグラウンド」といえます。

今回の展示館は、地下鉄「光化門駅」やKTの社屋をモチーフにした「AX(AI・トランスフォーメーション:AIによる変革)」展示空間が構成されており、単なる技術紹介にとどまらず、韓国の革新の歩みを体感できる構成になっています。

■K-POPアイドルとダンス対決!最新AIで楽しむ「K-カルチャー」

韓流ファンにとって最も見逃せないのが、最新技術を駆使した「K-カルチャー」体験プログラムです。

まず注目なのが、期待のK-POPアイドルグループ「コルティス(코르티스)」と一緒に楽しめる「K-POPダンスチャレンジ」です。これはAR(拡張現実)技術を活用したもので、画面上のメンバーと一緒にダンスを踊り、その様子を動画に収めることができるという、ファンにはたまらないコンテンツです。韓国では現在、TikTokやInstagramのリール動画などで「ダンスチャレンジ」が日常的に行われていますが、その最新版をバルセロナで体験できるというわけです。

さらに、「AI韓服(ハンボク)体験」も大きな人気を集めています。光化門広場を背景に、AIが自分にぴったりの韓服をバーチャルで着せ替えてくれるというもので、実際に着替える手間なく、伝統衣装の美しさを楽しむことができます。

また、「みんなのキャンバス」というコーナーでは、来場者の姿をリアルタイムでキャプチャし、AIが生成した「K-カルチャー」のイメージと合成して大型スクリーンに映し出すという、ユニークなアート体験も用意されています。技術の進歩によって、自分の「推し活」や「旅行気分」がここまで進化するのかと、驚かされること間違いなしです。

■「AIイ・ガンイン」が7ヶ国語で応援!2026年W杯へ向けた熱いエール

スポーツファン、特にサッカーファンにとってのハイライトは「K-スポーツ・ゾーン」でしょう。ここでは、KTが保有するプロ野球チーム「ktウィズ(kt 위즈)」やプロバスケットボールチームなどで培われたAI技術を応用した「KT AIスタジアム」が披露されています。

そして何より注目を集めているのが、韓国代表のエースであり、世界的名門パリ・サンジェルマン(フランスの強豪サッカークラブ)で活躍するイ・ガンイン(이강인)選手をモデルにした「AIイ・ガンイン」です。

このAIイ・ガンイン、なんと7ヶ国語を自在に操り、世界中から集まった観客に熱いメッセージを届けてくれます。2026年に開催される「北中米ワールドカップ」の成功を祈願し、サッカーのシュートゲームも開催。成功回数に応じて豪華な景品ももらえるとあって、会場はまるでスタジアムのような盛り上がりを見せています。

イ・ガンイン選手といえば、日本代表の久保建英(くぼ・たけふさ)選手(レアル・ソシエダ所属)と親友であることでも知られ、日本のファンからも高い関心を集めるスターです。そんな彼がAIとなって目の前で語りかけてくれる体験は、まさにテクノロジーがもたらす新しいファンサービスといえるでしょう。

■技術と感性の融合:KTが目指す「もっとも韓国的な」未来

今回の展示を企画したKTのブランド戦略室長、ユン・テシク(윤태식)常務は、次のようにコメントしています。

「MWC 2026の展示館は、もっとも韓国的な素材を基盤として、KTの未来技術のビジョンをグローバル市場に紹介する有意義なきっかけになるでしょう。韓国を象徴する光化門広場をコンセプトに、革新的なAI技術とK-カルチャーの融合を世界の舞台で披露できて光栄です。これからも技術と感性が調和するKTならではのブランド価値を伝えていきたいです」

単に「便利で速い通信」を提供するだけでなく、人々の心(感性

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