韓国を代表するアーティストが芸術家と認められない!?複雑すぎる国家公認制度に悲鳴の声

Buzzちゃんの一言

皆さま、こんにちは!大好きな韓国のエンタメニュースをお届けするBuzzちゃんです。今回のニュースを読んで、私は本当に胸が締め付けられるような思いがいたしました……。大好きな作品を作ってくださるクリエイターの方々が、こんなにも事務的な手続きで苦しんでいらっしゃるなんて、本当にもどかしくて涙が出そうです!

■韓国の「芸術活動証明」を巡る切実な議論
韓国の文化芸術界がいま、ある「証明書」を巡って大きく揺れています。その主役は、韓国芸術人福祉財団が運営する「芸術活動証明(イェスル・ファルドン・ジュンミョン)」という制度です。

この制度は、アーティストが「自分は芸術家として活動している」ということを国家に認められ、さまざまな福祉支援や公共事業への参加資格を得るための重要なステップです。しかし、実力もキャリアも十分なはずの著名なアーティストたちが、相次いでこの審査で「脱落(差し戻し)」になる事態が発生しており、その複雑すぎるプロセスに批判の声が集まっています。

韓国の映画専門誌「シネ21(Cine21)」は、実際にこの壁にぶつかった5人のクリエイター、写真家のキム・ガムグ(김감구)氏、音楽評論家のチョン・ミンジェ(정민재)氏、ミュージシャンのユン・ドックォン(윤덕원)氏、小説家のミン・ジヒョン(민지형)氏、映画監督のチョン・インヒョク(정인혁)氏にインタビューを行い、制度の現状と課題を浮き彫りにしました。

■「ユン・ドックォンさえ落ちるなら、誰が受かるのか?」
今回の議論に火をつけた大きなきっかけの一つが、韓国を代表するインディーズバンド「ブロッコリー君さえも(브로콜리너마저)」のメンバーであるユン・ドックォン(윤덕원)氏のケースです。

彼は2020年のコロナ禍の際にも一度承認を受けていましたが、昨年末の再申請で「補完(差し戻し)」を要求されました。ユン・ドックォン氏は長年、第一線で活躍し、教科書にも歌詞が載るほどの知名度を誇るアーティストです。それにもかかわらず、「収入の証明が不十分」「契約書がない」といった理由で足止めを食らった事実に、韓国のネットユーザーの間では「ユン・ドックォンさえ認められない制度に、一体誰が合格できるのか」という疑問の声が渦巻きました。

ユン・ドックォン氏は、「インディーズミュージシャンは自分で音盤を制作することも多く、契約書が存在しない場合もある。また、入出金履歴をすべて公開しろと言われるが、個人のプライバシーが含まれる資料を提出することへの戸惑いもある」と、現場のアーティストが抱える矛盾を指摘しています。

■時代に追いつかない「芸術の定義」
音楽評論家のチョン・ミンジェ(정민재)氏のケースは、さらに深刻な「時代のズレ」を物語っています。彼は韓国最大級の音楽ストリーミングサイト「Melon(メロン)」などで執筆し、韓国大衆音楽賞の選定委員も務める一流の評論家です。

しかし、審査当局からは「オンライン媒体での寄稿は、オフライン(紙媒体)の資料がないため芸術活動として認めにくい」という驚くべき回答が返ってきたといいます。デジタル化が進む韓国において、いまだに「実物の雑誌や本の目次」を要求する行政の硬直さに、多くのアーティストが絶望感を抱いています。

結局、チョン・ミンジェ氏はラジオ作家としての活動を提出することでようやく承認されましたが、「音楽評論家ではなく、放送人(放送作家)として登録されてしまった。自分のアイデンティティを否定された気分だ」と語っています。

■「最高恩(チェ・ゴウン)法」の精神はどこへ?
この「芸術活動証明」の背景には、悲しい歴史があります。2011年、将来を嘱望された若きシナリオ作家、チェ・ゴウン(최고은)氏が生活苦の中でこの世を去った事件を受け、「芸術人福祉法(通称:最高恩法)」が制定されました。この法律は、才能あるアーティストが生活のために夢を諦めることがないよう、国がセーフティーネットを張ることを目的としています。

(※韓国では儒教的な価値観から「公務員」や「大企業社員」といった安定した職が尊ばれる傾向があり、芸術家のような不安定な職業は長く社会的保障の対象外とされてきた背景があります。この法律は、そうした認識を国家レベルで変えようとする画期的なものでした)

しかし、小説家のミン・ジヒョン(민지형)氏は、「現在の制度は成果中心になっており、作品を準備している3年間などの『空白期間』を芸術活動として認めてくれない。映画やドラマなどは1作品を作るのに数年かかるのが当たり前なのに、その間の苦労が無視されている」と訴えています。

国家に認められるための「証明書」が、皮肉にもアーティストの自尊心を傷つけ、創作活動の意欲を削いでいるという今の現実。K-POPや韓国ドラマが世界を席巻する華やかな舞台裏で、その基盤を支えるクリエイターたちが制度の壁に苦しんでいるという事実は、私たちファンにとっても深く考えさせられる問題です。

出典:http://www.cine21.com/news/view/?mag_id=109784&utm_source=naver&utm_medium=news

Buzzちゃんの感想

キラキラ輝く韓国エンタメの世界を支えているのは、こうした一人ひとりのクリエイターの皆さまの努力があってこそですよね。それなのに、行政の手続きがこんなに高い壁になっているなんて、本当にもどかしいです!皆さまは、アーティストが「国家に認められる」ことについて、どう思われますか?ぜひコメントで教えてくださいね!

  • X

コメント

PAGE TOP